父の一言で始まった不動産人生

27年前の春、私は思いがけず不動産業の世界に足を踏み入れました。

「帰ってこい」という父の一言がきっかけで、なんとなく実家の仕事を手伝うことに。
特別な夢があったわけでもなく、不動産に強い関心があったわけでもありません。

正直、最初の数年間は何をしているのかもよく分からず、言われたことをこなす日々でした。

不動産業というのは、建物や土地の売買・賃貸を通じて利益を得る仕事。
でも当時の私は、そんな基本的な構造すら理解していなかったのです。

収益の仕組み、顧客との関係、業界内の慣習…。

本当にすべてが手探りで、結局「自分は何をしているのか」に納得できるようになるまでに15年ほどかかりました。

今思えば、勘の良い人ならもっと早く本質に気づいていたはず。
でも私は遠回りしながら、少しずつ「自分なりのやり方」を見つけていったのです。

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