土地活用の新たな手段として注目されているのが、「戸建て賃貸住宅を建てて10年間貸し出し、その後に売却する」という2ステップの活用法です。
例えば、建築費1500万円の戸建てを月12万円で貸せば、10年で約1300万円の家賃収入を得ることができます。
この10年の運用期間で建築費の大半を回収し、建物としての価値も維持された状態で「築10年の中古住宅」として市場に出すことが可能です。
築10年の戸建ては市場に流通する数が少なく、新築に比べて価格が手頃なため、購入希望者からの人気も高いのが特徴です。
売れにくい土地をそのまま売るのではなく、まず“貸す”ことで収益を得て、“売る”ことで出口戦略を描く。
この柔軟な活用法が、これからの土地活用の新しいスタンダードになりつつあります。